適正サイズは身長を目安に!トレッキングポールの選び方〈サイズ編〉

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元アウトドアショップスタッフのZEENです。
「 明日頑張る!」が口癖です。

それはさておき…


今回のご相談はコチラ

・トレッキングポールってサイズがあるけど、どんなサイズを選べば良いの…?
・トレッキングポールを使うと楽…?どんなメリットがあるの…?
・トレッキングポールって斜面の状況に合わせて調整した方が良いって聞いたけど…


登山装備には欠かせない〈トレッキングポール
山道で心折れそうな時に頼りになる魔法の杖です。

真夜中に小腹が空いたときのカップラーメンほど頼りになります。

今回は、登山の心強い相棒〈トレッキングポール
その適正サイズの選び方を、元アウトドアショップスタッフのZEENがご紹介いたします。


適正サイズは身長を目安に!トレッキングポールの正しい選び方

トレッキングポールを選ぶ際にポイントとなるのが〈サイズ〉
サイズが合っていないと、せっかく買ったトレッキングポールもただの杖…
サイズを適正に合わせることでトレッキングポールの効果を発揮できます。


自身に合ったトレッキングポールの適正サイズは、身長を目安に選ぶと良いでしょう。


身長を目安に適正サイズをチェックする方法がこちら

適正サイズのチェック方法

・その1・・・身長×0.63(cm)で計算した数字
・その2・・・直接グリップを持った状態で肘の角度が直角になる


それでは詳しく説明していきますね。


チェック方法その1〈身長×0.63〉

適正サイズの数値をチェックするには、身長×0.63(cm)が目安となります。
※平坦な山道を基準にした場合

例えば、
身長157.0cmの身長の方だと、157.0(cm)×0.63= 98.1(cm)
身長175.0cmの身長の方だと、175.0(cm)×0.63=110.25(cm)

身長×0.63(cm)で得た数値を目安に、トレッキングポールの長さを調整してください。
そうすれば、自身に最適なトレッキングポールの長さが得られるでしょう。

チェック方法その2〈肘の角度が直角〉

ショップなどで直接トレッキングポールが手に取れる場合は、より正確に適正サイズが測れます。

出典:gripwell.jp

肘の角度で適正サイズをチェックする方法

1・トレッキングポールのグリップを握ります。
2・肩の力を抜き、軽く脇を締めた状態で
3・肘の角度がほぼ直角になる高さ
4・トレッキングポールの長さを調整します。

肘が直角になる高さが適正サイズの目安だよ


チェックポイント

自身の適正サイズから̟±5cmの調整が可能なトレッキングポールを選ぶのがポイント
たとえば適正サイズが110cmの場合、調整出来る範囲が最低105cm~115cm以上必要。そうすればトレッキングポールを短く持ちたい時や長く持ちたい時などに対応出来ます。

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トレッキングポールを使う3つのメリット

登山にトレッキングポールを使うメリットはこんな感じ。

・歩行時の推進力UP
衝撃を緩和し膝への負担を軽減
・不安定な山道でのバランス確保

出典:シナノ

歩行時の推進力UP

トレッキングポールを使用することにより、歩行時の推進力をUPさせることが出来ます。
足元のややカカト寄りに、上体を押し上げる感じでトレッキングポールを突くのがポイント。
そうするコトで前に進もうとする推進力が増し、特に登りでは無理なくスムーズに前進出来ます。

衝撃を緩和し膝への負担を軽減

不安定な山道で重い荷物を担いで登る登山は、足への衝撃が大きく疲れやすいモノです。
特に下りでは膝に掛かる衝撃は相当なもの。しかしトレッキングポールを使用することで足への衝撃を緩和。膝への負担軽減に効果的です。

不安定な山道でのバランス確保

登山道は石ころや岩など凹凸が激しく、カラダのバランスが崩れやすく不安定です。
そんな時にトレッキングポールがあれば安定感が増し、カラダのバランスがキープ出来安心です。

通常二本足歩行ですが、ダブルポール(両手二本持ち)にすれば四本足歩行となり、よりバランスが安定します。


特に登山初心者さんや脚力に自信の無い方、膝に痛みがある方は
積極的にトレッキングポールを使うコトをおススメします。


トレッキングポールの効果的な使い方

トレッキングポールは斜面の状況に合わせて長さを調整すれば、より効果的に使うことが出来ます。

平地の場合

トレッキングポールの長さは肘が直角になる高さを目安に調整。
ポールを突く位置は、カラダの真横、もしくは反対の足のカカト延長線上を目安に突くのがポイント。

ついついカラダの前にポールを突きがちですが、ポールが邪魔をして歩きにくくなるのでカラダの横で突くよう意識しましょう。

登りの場合

トレッキングポールの長さは、肘が直角になる高さから握りこぶしひとつ分低く調整するのがポイント。登り斜面に応じて長さを低く調整することで、登りやすくなります。

登りも同様、決してポールをカラダの前で突かず、カラダの真横(反対の足のカカト延長線上)かやや後ろで突くのがポイント。そしてポールを地面に押し込む感じで突けば、推進力が増し登りやすくなります。

下りの場合

トレッキングポールの長さは、肘が直角になる高さから握りこぶしひとつ分長く調整するのがポイント。下り斜面に応じてポールを長くし、歩幅を小さくする事で下りやすくなります。

トレッキングポールを大きくカラダの前に突いてバランスを取ろうとすると、ポールに荷重が掛かり過ぎ、破損や怪我の原因になります。

下りもカラダの横に突くよう意識し、ポールに体重を預けずバランスを補助する程度で使いましょう。


握りこぶしひとつ分を目安にして調整するのがポイント。
しばらく歩いて微調整しながら歩きやすい長さを見つけてね!


まとめ

今回は、トレッキングポールの適正サイズの選び方についてご紹介しました。
トレッキングポールの適正サイズと斜面の状況に合わせた長さの微調整で、より快適な山歩きが楽しめます。

これから登山を始めてみようと思う初心者さんや脚力に自信のない方、膝に痛みを抱えている方などにとっては心強い相棒。ぜひ登山装備のひとつに加えてみては?

これまでとは嘘のように山登りが楽になるかも!

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