
今回の疑問はこちら

初めてのソロテント泊にワクワク~♬
バーナーで自炊するのが超楽しみ~!
でも初めてだからガス燃料の目安が分からない~
いったいどれぐらいOD缶を持っていけば良いのか教えて~!

確かOD缶にはいろいろサイズがあった感じ…
ソロテント泊ならどのサイズが良いかしら…?
どれぐらいの時間ガスが使えるか知りたいわ…
この記事は、こんな疑問にお答えします。
- ソロテント泊に持って行くべきOD缶のガス容量ってどれぐらい…?
- OD缶のサイズ別燃焼時間が知りたい…
- 標高が高くて気温が低い環境でも安心して使えるOD缶って…?
OD缶って毎回余計に持っていきがちですよね。
途中でガス欠になってゴハンやコーヒーが飲めなくなると困るから。
結局使わず荷物になっただけ…
この記事を読めば、ソロテント泊に必要なOD缶の目安が分かります。
ソロテント泊に持っていきたいOD缶の基礎知識

OD缶とは
OD缶とは〈アウトドア缶〉のこと。
バーナーやランタンなどアウトドア用ガス器具の燃料缶
屋外でも安定した出力の液化LPガスを使用
コンパクトで持ち運びしやすいのがメリット

OD缶のサイズ・容量
OD缶にはサイズがあります。
登山スタイルに合わせてガス容量を選ぶことが出来ます。
- 小サイズ … 110g(ガス容量)
- 中サイズ … 250g(ガス容量)
- 大サイズ … 500g(ガス容量)
※メーカーによりサイズ・容量は異なります。
OD缶のガス成分と特徴
OD缶に注入されている液化LPガスには、気化温度の異なる成分が混合されています。
使用環境に応じてガスを使い分ける必要があります。
- ノルマルブタン (Normal Butane) … 気化温度マイナス0.5℃
- イソブタン (Iso Butane) … 気化温度マイナス11℃
- プロパン (Propane) … 気化温度マイナス42℃
※参考資料:イワタニプリムス
ノルマルブタンよりもプロパンの方が気化する温度が低いという事になります。
気化温度が低いという事は、寒い気温でも安定して出力するというコトです。
気化温度順に並べると
ノルマルブタン < イソブタン < プロパン
要するに、
ノルマルブタンよりもプロパンの方が、より寒い外気温で気化するので
寒冷地仕様となります。
使用する状況や季節に合わせてガス成分を使い分けよう
OD缶には、ガス成分の混合率によって
・ ノーマル仕様
・ ハイパワー仕様
・ 寒冷地仕様
…と、種類がございます。
季節や使用する状況に応じてガス成分をチェックして使い分けましょう。
例えば、
- 低山やキャンプサイトなど … ノーマル仕様(ノルマルブタン主体の混合ガス)
- 標高が高い高山での使用 … ハイパワー仕様(イソブタン+プロパン混合)
- 厳冬期での雪山など … 厳冬期仕様(プロパン主体の混合ガス)
春から秋にかけての日帰り低山登山やキャンプ施設での使用ならノーマル(レギュラー)仕様、
標高の高い高山やテント泊、また残雪期などは外気温が非常に低いのでハイパワー仕様、
まさに厳冬期での雪山などは、マイナス40℃でも気化するプロパン主体の厳冬期仕様などなど…
通常はノーマルモデルかハイパワーモデルでの選択になると思います。
ノーマルかハイパワーかで迷った場合、外気温10℃を目安に選択すると良いでしょう。
外気温が10℃を下回らない環境での使用ならノーマルガス、
10℃を下回るような環境での使用ならハイパワーガスがおススメです。
OD缶のガス燃焼時間の目安

それでは一番気になるOD缶の燃焼時間について解説していきます。
OD缶のガス燃焼時間
OD缶のガス燃焼時間の目安がこんな感じ
- 110サイズ … 約20~30分
- 250サイズ … 約1時間
- 500サイズ … 約2時間
例えば、メニュー別で見てみると…
- コーヒー・ドライフードなど(水約150ml程度)…約1分30秒ほど
- カップラーメン・アルファ米など(水約300ml程度)…約3分ほど
- 即席麺・1~2人用の鍋など(水約500ml程度)…約5分ほど

一番小さい110サイズでもコーヒーなら約20杯分、
カップラーメンやアルファ米など簡単な調理なら
約10食分作れちゃう感じ!
1回の燃焼時間が10分程度の調理なら…
- 110サイズ缶 … 約3食分
- 250サイズ缶 … 約6食分
- 500サイズ缶 … 約12食分
ざっくりの目安がこんな感じ。
※使用する状況や季節・ガス器具などにより違いがあります。

テント泊で縦走する場合は250gサイズのOD缶が目安だね。
いっぱい持っていけば安心だけど荷物になっちゃうし…
節約して無駄遣いしなければ250gサイズで十分かも!

ドライフードやアルファ米など簡単な調理で済む場合は
110gサイズでも行けそうな感じ。
OD缶のガス容量が充分でも、外気温が低いと出力が低下します。
なぜならガスが気化する際に発生する気化熱により内部の液化ガスが冷えるから。
予想以上の冷え込みにより、ガス残量があっても使えないという最悪事態を避ける為、
荷物に支障が無い限り、予備でOD缶を用意しておくと良いでしょう。
またテント泊登山の場合、使用する環境や季節などにより、朝晩の冷え込みが予想されるので
OD缶はノーマルよりもイソブタンやプロパン配合タイプを選ぶと良いでしょう。
ソロテント泊登山におススメのOD缶

テント泊登山におススメのOD缶をご紹介します。
▼ 気化促進効果の高いオールシーズン用OD缶
▼ 本格的冬山登山に対応の極寒冷地仕様
▼ 3種のガスを配合したパワーガス
▼ プロパン+イソブタンのギガパワーガス
まとめ
今回は〈 ソロテント泊におススメのOD缶&OD缶のガス燃焼時間 〉について解説してみました。
OD缶のサイズで見ると、
・ 110サイズなら約20~30分(10分程度の調理が3回分)
・ 250サイズなら約1時間(10分程度の調理が5~6回分)
・ 500サイズなら約2時間(10分程度の調理が12回ほど)
テント泊登山なら250gサイズのOD缶が目安となります。
また使用する環境や季節の外気温に合わせてガス成分を使い分ければ、
燃焼時間を無駄にすることなく賢く使えることが出来ます。
OD缶を選ぶ際は〈登山スタイル〉と〈外気温〉がポイント。
ぜひこの記事を参考に、「途中でガス欠になっちゃった…」というコトが無いように
OD缶を選んでみてくださいね!