みんなで富士山に登ろう!って盛り上がっちゃった。
ちょっと調べたら登山口がいろいろあるみたいな…
出来れば楽しく登りたいわね。
登山口によって難易度って違うのかしら…?
今回は、こんな疑問にお答えします。
内容はこんな感じ。
- 富士山の【4大登山口】と【コースの特徴】
- 登山口別による【難易度】【混雑度】
全ての登山口から山頂を制覇した、
富士山大好き!〈元アウトドアショップスタッフ〉のZEENが解説します。
この記事では、富士山の登山口である〈4つのコース〉をご紹介します。
初めて富士登山に挑戦する方は、コース選びの参考にしてくださいね。
登山口が違えば難易度も違う?無理なく登る為の富士山ルート選び
富士山には4つの登山口があります。
- 吉田ルート(山梨県側)
- 須走ルート(静岡県側)
- 御殿場ルート(静岡県側)
- 富士宮ルート(静岡県側)
登山ルートはこんな感じ↓
それぞれ登山口の特徴をご紹介します。
一番人気の〈吉田ルート〉
吉田ルートの特徴
- 最も人気のあるコース
- 山小屋が多く救護所もあり
- 山頂でなくてもご来光が拝める
- 登山道と下山道が別になっている
- 登山口には更衣室やロッカーあり
- ツアー客が多く大変込み合う
吉田ルート
一番人気の登山コース
山小屋が多く救護所もあるので万が一の時でも安心
初めての富士登山におススメだよ!
【登山口の標高】 | 2,305m |
【登り時間】 | 約6時間 |
【下り時間】 | 約4時間 |
【登り距離】 | 約6.8km |
【救護所】 | 5・7・8合目にあり |
【ご来光】 | 5合目以上で見れる |
吉田ルートはこんな感じ↓
砂走りで有名な〈須走ルート〉
須走ルートの特徴
- 山頂までの距離が2番目に短い
- 比較的登山者少なめ
- 7合目付近まで樹林帯
- 8合目から吉田ルートと合流
- 下山道では〈砂走り〉が楽しめる
- 樹林帯を抜けるとご来光が拝める
須走ルート
途中まで樹林帯の中を歩くから癒されて気持ち良いかも。
下山道では砂利道を駆け下る〈砂走り〉がおススメ!
【登山口の標高】 | 1,970m |
【登り時間】 | 約6時間 |
【下り時間】 | 約3時間 |
【登り距離】 | 6.9km |
【救護所】 | 救護所なし |
【ご来光】 | 樹林帯を抜けると見れる |
須走ルートはこんな感じ↓
超ロングコース〈御殿場ルート〉
御殿場ルートの特徴
- 山頂までの距離が一番長く健脚向き
- 登山者が少なく混雑しない
- 下山道は〈大砂走り〉が楽しめる
- 山小屋が非常に少なく救護所もなし
- ほぼどこからでもご来光が拝める
御殿場ルート
登山ルートのなかで一番距離が長いので有名。
上級者向けのコースだね。
下りの〈大砂走り〉が豪快で楽しい!
【登山口の標高】 | 1,440m |
【登り時間】 | 約7時間 |
【下り時間】 | 約3時間 |
【登り距離】 | 約10.5km |
【救護所】 | 救護所なし |
【ご来光】 | ほぼどこからでも見れる |
御殿場ルートはこんな感じ↓
一番最短距離の〈富士宮ルート〉
富士宮ルートの特徴
- 山頂までの距離が一番短い
- 吉田ルートの次に人気がある
- 登山道と下山道が同じ
- 剣が峰(最高峰)に一番近い
- やや急斜面であり岩場が多い
- 山頂付近じゃないとご来光が見れない
富士宮ルート
吉田ルートの次に人気のコース
登山口から一番最短距離で登れるよ!
【登山口の標高】 | 2,380m |
【登り時間】 | 約5時間 |
【下り時間】 | 約3時間 |
【登り距離】 | 約4.3km |
【救護所】 | 8合目にあり |
【ご来光】 | 山頂から下は稜線上 |
富士宮ルートはこんな感じ↓
まとめ
今回は〈富士山の4大登山口〉について解説してみました。
登山ルートによって富士登山の楽しみ方も変わってきます。
初めて富士山に挑戦するなら、吉田ルートか富士宮ルートがおススメ。
登山客が多いので道迷いの心配も少なく、山小屋が多いので緊急時や休憩・トイレも安心です。
富士登山をご計画の際は、各ルートの特徴をチェックしてみてください。
同じ富士山でもルートによって違った登山の楽しみ方が味わえますよ!