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富士山の御殿場ルートってどんな感じ…?
登山レベルで言うと難易度どれぐらい…?

御殿場ルートの大砂走りって有名みたい。
走って下るのが有名って聞いたけど、
楽しそうだから挑戦してみたい!
今回は、富士山で一番距離が長い登山コースとして有名な〈御殿場ルート〉
その御殿場ルートの特徴や難易度についてご紹介。
この記事を読んで分かること
- 御殿場ルートの特徴&難易度
- 御殿場ルートの山小屋情報
- 御殿場ルートの攻略法
富士山に挑戦したいという方向けの記事です。
ルート選びの参考になればと思います。
【富士山に挑戦】難易度〈砂の惑星〉級!御殿場ルートの攻略法

御殿場ルートとは?
御殿場ルートの特徴はこんな感じ
- 泣く子も黙る〈超ロングコース〉
- 景色はひたすら〈砂の惑星〉
- 孤独感すら感じる〈混雑知らず〉の登山道
- 不安感半端ない〈山小屋の少なさ〉
- 走らずにはいられない〈大砂走り〉の下山道

御殿場ルートの詳細
登山口の標高 | 1,440m |
標準時間 | ・登り時間…約7時間 ・下り時間…約3時間 |
距離 | ・登り…約10.5km ・下り…約8.4km |
登山口施設 | ・売店あり ・公衆トイレ ・登山情報提供施設 |
山小屋 | 新五合目から七合目まで山小屋なし |
救護施設 | 救護所なし |
登山レベル | 登山経験者・健脚者向け |
登山道の状況 | ・登りと下りは別ルート ・八合目までは火山砂利が続く |
開通時期 | 例年7月上旬から9月上旬 |
交通アクセス
鉄道やバスの場合
JR御殿場線御殿場駅から御殿場口直通の登山バスを利用
◇ 東海道線御殿場駅 ➡ 登山バス(約40分) ➡ 御殿場口新五合目
御殿場駅からの運賃 | 片道(子供料金) | 往復(子供料金) |
御殿場口新五合目 | ¥1,110(¥560) | ¥1,540(¥770) |
お車の場合
御殿場市街、または富士宮・裾野方面から御殿場口新五合目までは
〈富士山スカイライン〉を利用
◇ 国道138号 ➡ 246号 ➡ 県道23号 ➡ (国道152号経由/約17km/約26分)
➡ 御殿場口新五合目

御殿場口駐車場について
御殿場ルートの登山口である新五合目には、約500台を収容可能な駐車場があります。
他の登山ルートと違って、御殿場口新五合目はマイカー規制を実施していません。
そのためシーズン中でも登山口までマイカーで行くことが可能です。
御殿場ルートの特徴

泣く子も黙る〈超ロングコース〉
登山口である御殿場口新五合目から山頂までの距離が
4大ルート中 一番長い。(御殿場口新五合目標高1,440m)
本来二合目と言われていた所からのスタートとなります。
そのため初心者が初めて挑戦するコースというよりも
登山経験がある健脚者向けのコースとなります。

景色がひたすら〈砂の惑星〉

登山口から七合目辺りまで火山砂利の緩やかな登りが続きます。その火山砂利の登りが延々続く様子から完全にビジュアルが〈砂の惑星〉を歩いているかのよう。登山経験者でも心折れそうになるぐらい〈忍耐〉と〈集中力〉が必要。
〈混雑知らず〉の登山道
御殿場ルートは他のルートに比べて登山客が少なく、混雑が苦手と言う方には〈穴場〉と言えます。登山道と下山道も別ルートになるので、すれ違う登山客もなくマイペースで登ることが出来ます。

〈山小屋の少なさ〉が難点

御殿場ルートは他のルートと比較して山小屋が少ないのが難点。登山口から七合目まで山小屋がありません。七合目の山小屋まで水分補給やトイレ休憩、また体調不良などの緊急時に対応出来ないので、事前の準備や体調管理が大事です。
思わず走らずにはいられない〈大砂走り〉
御殿場ルートの最大のお楽しみが下りの〈大砂走り〉
足首まで埋まってしまう程の細かな火山砂利道を豪快に走って下れます。一歩進むだけでズルズルと歩幅が進み、自然と走り出してしまいます。日頃のストレス発散に、御殿場名物〈大砂走り〉でリフレッシュしてみては!

御殿場ルートの難易度

御殿場ルートは富士山4大ルートの中では〈難易度高し〉と言えます。
その理由はこんな感じ
- 他のルートよりも一番登る距離が長い
- 山小屋が少なく、緊急時の対応が取れにくい
- 御殿場名物の大砂走りは人によっては歩きにくく苦痛
登る距離が長い
御殿場ルートは他のルートに比べて登山口(標高1,440m)から山頂までの距離が
一番長く超ロングコースとなります。
一番短い富士宮ルートの登山口の標高が約2,400m。
なので富士宮登山口からさらに1,000m近く下から登り始める事となり、かなりの体力が必要となります。
山小屋が少ない
御殿場ルートは他のルートに比べて山小屋が非常に少なく、緊急時の対応が難しくなります。
しかも七合目まで山小屋が無いので事前の準備が非常に重要。
山小屋に辿り着くまで水分補給やトイレ休憩などが出来ません。
登り始める前に水分や行動食の準備、トイレを事前に済ませておくなど、しっかりとした計画が必要です。
下山道の大砂走りは好き嫌いが分かれる
七合目の日の出館(休業中)から下山専用道となり御殿場名物〈大砂走り〉が体験できます。
「一歩で2~3m進む!」と言われるぐらい下山道を駆け下る事が出来ますが、人によっては個人差が分かれます。
山道を歩き慣れている健脚者は爽快に駆け下りる事が出来ますが、
登山初心者や脚力に自信が無い方は苦痛そのもの…
足元がズルズル不安定で、一歩進むたびに踏ん張る事が出来ず流されてしまいます。
また舞い上がる砂埃でストレスを感じる事でしょう。
御殿場ルート〈気になる山小屋情報〉

わらじ館 七合四勺
山小屋全体が溶岩石に覆われた富士山の伝統的山小屋
■収納人数…24~32名
■宿泊料金…〈一泊二食付き〉¥10,000~¥12,000
〈素泊り〉¥9,000
■電話番号…090-8678-3050
■標高 …3,090m
■施設 …バイオトイレ完備(利用料金:¥300)

砂走館 七合五勺

宇宙からの景色にも匹敵する…?息をのむほどの大展望が魅力
■収納人数…150名
■宿泊料金…〈一泊二食付き〉未定円※要確認
■電話番号…090-3155ー5061※赤岩八号館共通
■標高 …3,090m
■施設 …バイオトイレ完備(利用料金¥300)
赤岩八号館 七合九勺
水平線から綺麗なご来光が拝める山小屋です。
■収納人数…150名
■宿泊料金…〈一泊二食付き〉¥8,000 税込み
〈素泊まり〉¥6,500 税込み
■電話番号…090-3155ー5061※砂走館共通
■標高 …3,300m
■施設 …バイオトイレ完備(利用料¥300)
※山小屋休業中のため利用不可…六合目小屋・日の出館(七合目)・見晴館(八合目)
御殿場ルート〈超ロングコースを制する攻略法〉

〈超ロングコース〉健脚者向けの御殿場ルートを制する攻略法がこちら
宝永山遊歩道でショートカット
超ロングコースで登山経験者・健脚者向けと言われる御殿場ルート。
しかし宝永山遊歩道を利用すれば超ロングコースをショートカットすることが出来ます。
登山口の標高が一番高い富士宮ルートから登り始め、六合目から宝永山遊歩道を横断すれば御殿場ルートに通じます。その分距離を縮める事が出来、体力面をカバーすることが出来ます。
下山道も大砂走りを楽しんだ後、宝永山遊歩道から富士宮ルートに戻る事が出来るので、
初心者でも比較的挑戦しやすいでしょう。
遮るものが無いため日差し対策に注意が必要
御殿場ルートは火山砂利の登山道が主体であり、樹木や山小屋など強い日差しを遮るモノがございません。なので日差しが強い時に木陰や日陰でカラダを休める事が出来ません。
強い日差しからカラダを守る為に帽子やサングラスは必需品。
また脱水症状を防ぐためマメな水分補給が必要。山小屋が少なく途中で水分を買い足すことが出来ないので事前にしっかり用意しておくことがポイントです。
新五合目でトイレ休憩を済ませておく
スタート地点である新五合目から七合目の山小屋までトイレがございません。
最初の山小屋である〈わらじ館〉まで時間にして約4時間、トイレを利用することが出来ないので新五合目の公衆トイレで事前に済ませてから出発しましょう。
やむを得ない場合を考え〈携帯トイレ〉を持っていくと良いでしょう。
大砂走りの砂ぼこり対策を忘れずに
御殿場ルートの代名詞が下山道の〈大砂走り〉
「一歩で2~3m進める!」と言われるぐらい豪快に下山道を駆け下る事が出来ます。
しかしこの大砂走り、晴天が続くと砂ぼこりが凄いコト凄いコト!
登山靴の中は砂まみれになりパンツの裾は泥汚れ。
下山後に鼻をかむと真っ黒状態でありかなりダメージが大きいです…
なので砂ぼこり対策として
・ スパッツ
・ マスク
・ サングラス
この3つは忘れず持っていくことにしましょう。
まとめ
今回は、御殿場ルートの特徴をご紹介してみました。
御殿場ルートの最大の特徴は「超ロングコース」
他のルートに比べて登山口から山頂までの距離が一番長く健脚者向けです。
御殿場ルートを制する条件は、超ロングコースを登りきる体力とタフなハート。
また山小屋が非常に少ないので水分や行動食を切らさないようしっかり準備しておくことがポイントです。
山頂を乗り切れば、登りの苦痛が嘘のように下山道を爽快に駆け下る〈大砂走り〉が楽しめます。
「キツイ!」「辛い!」のイメージが強い御殿場ルートですが、
体力に自信があればぜひ挑戦してみてください。
意外と富士山の醍醐味が一番味わえるかも!