【インサレーションとは?】寒さから身を守る為の必至アイテム!

本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

賞味期限切れと消費期限切れの違いをネットで検索してみた
元アウトドアショップスタッフのZEENです。

違いが分からず時間切れ~


それはさておき…



今回の疑問はコチラ

・最近よく聞くインサレーションってどう意味…?
・インサレーションジャケットにはどんな種類があるの…?
・インサレーションジャケットがあればどんな山でも大丈夫…?

今回はインサレーションとはなにか…?という疑問に
元アウトドアショップスタッフのZEENがお答えします。



最近ショップや雑誌でよく見かけるワードのインサレーション。
ちょっと気になります。
喋るたびにピョロピョロ出たり引っ込んだりする鼻毛ぐらい気になります。

インスタントラーメンが食べ頃になる3分読み切りタイプです。
お暇つぶしに読んでみてくださいね。


インサレーションとはカラダを暖めるための保温着のコト

ズバリ!インサレーションとは「 断熱・隔離 」という意味。
つまりカラダを暖めるための保温着のコトを指します。

たとえば、ダウンやフリースなどの保温性が高い中綿ウエアのこと。

登山でカラダを冷やすことは致命傷
なのでカラダを暖めるコトを目的とし体温維持を確保するための保温着が必要なのです

それがインサレーションジャケットです。

インサレーションとは保温を目的としたミドルレイヤー(中間着)のコトだよ。


中綿素材が暖かいそのワケは?

山では標高が高くなるほど気温が下がって、さらには風が吹き抜けるのでカラダを冷やしがち
天気が急転して雨が降ってくることも珍しくない世界

なので保温性の高いウエアを着てカラダを冷やさないようにしなけりゃいけません。
そこで出番になるのがダウンやフリースなどの中綿ジャケットです。

中綿素材が暖かいワケ

中綿素材がなぜ暖かいか?
それは、繊維が空気の層を作り出せる仕組みを持っているから。
その作り出した空間に、カラダで暖まった空気を蓄え、保温性を確保しているのです。

ダウンジャケットがふっくらしているのは、羽毛が空気の層を作りだしているから。
フリースジャケットもモコモコしているのは、素材の毛先に長さを設けて空気の層を作り出しているからなのです。


中綿素材の種類

保温性の高い中綿素材には、天然素材化学繊維素材がございます。

天然の中綿素材

グース(だちょう)やダック(あひる)の羽毛を使用した天然素材
天然素材の保温着として代表的なのがダウンジャケット。
羽毛自体のロフト(かさ高)が空気の層を作り出し保温性を確保している。

化学繊維の中綿素材

石油が原料であるポリエステルやナイロンを主体とした化学繊維素材
化繊素材の保温着として代表的なのがフリース素材。
起毛させることで空気の層を作り出し暖かさを確保しています。

有名なアウトドア化繊素材はこちら

 有名なアウトドア化繊素材 

ポーラテック・・・フリース素材で有名。アウトドア界の先駆的化学繊維
プリマロフト・・・アメリカ陸軍の要請により生ませた超微細マイクロファイバー素材
シンサレート・・・3Mジャパングループの高機能中綿素材
サーモライト・・・インビスタ社が開発した中空ポリエステル繊維
プルマフィル・・・パタゴニアが開発した極細繊維がひも状に形成された超軽量素材
ファインポリゴン・・日本のアウトドアメーカー「ファイントラック」が開発した保温素材


ダウンと化繊中綿の違いとは?

インサレーション素材であるダウンと化繊中綿。
それぞれのメリット&デメリットをサクッとまとめてみました。

ダウンの特徴

メリット :軽量で保温性が高く、コンパクト性に優れる。
デメリット:水に弱く濡れると乾きにくく保温性が低下する

化繊中綿の特徴

メリット :保温性と通気性があり、水に濡れても乾きやすく速乾性に優れる。
デメリット:折り畳むと嵩張りコンパクト性に欠ける。

どっちも良さげだけど、
コンパクト性と速乾性に違いがありそうだね…


登山で着るなら行動着よりも保温着が最適

インサレーションジャケットの種類や違いが分かりましたね。
ではでは実際インサレーションジャケットはどんな時に着れば良いの?っていう疑問にお答えします。

保温着と行動着の違いとは?

登山でインサレーションジャケットを着用する目的はズバリ防寒対策。
カラダを冷やさないよう保温して、体温維持するのが目的です。

すなわち保温着です。

登山では、体温調整しやすいように重ね着(レイヤード)が基本であり、保温が目的のインサレーションジャケットは中間着にあたります。

しかし保温性が高いので、着用したまま歩行するとアッという間に汗だくになり、汗冷えの原因となります。なのでインサレーションジャケットは、休憩時や小屋に滞在するときの保温着として着用するのがおススメ。


保温着とはカラダを暖めるのが目的の中間着
休憩時や小屋に滞在する時に着用するのが基本です


 メモ 

登山での重ね着(レイヤード)は3層が基本
ベースレイヤー:下着など肌面に近く、汗による吸汗速乾が目的
ミドルレイヤー:保温を目的とし体温をコントロールする中間着。
アウター   :雨風をしのぐのが目的。防風・防水透湿性能が必要


それとは違い、雨風を凌ぐ目的で着用するのが行動着
アウターと呼ばれ、風が強い時や雨が降っているときに着用するジャケットのコトです。
なので防風・防水透湿性能が必要です。

行動着とは歩行時に雨風からカラダを守るアウターのこと。
防風・防水性能を重視しています。


インサレーションジャケットには、本来通気性が優先されるため風を通します。
なのでインサレーションジャケットを行動着として着用すると、風を通すためカラダを冷やす原因となります。


元ショップスタッフからのアドバイス

保温が目的のインサレーションジャケットは、休憩時や小屋に滞在するときなどに着用
…なのでコンパクトで持ち運びしやすいダウンがおススメ!
インサレーションジャケットを行動着とする場合は、通気性が良く乾きの早い化繊素材が良いでしょう!


まとめ 

インサレーションジャケットって聞き慣れないワードでしたが、要するにカラダを暖めるための保温着。ダウンやフリースなどのミドルレイヤーと言われる中間着のコトです。
呼び名がいっぱいでコンガラガリソウ…

本来は中間着としての役割ですが、裏地付きで防風対策したインサレーションジャケットもあるので、アウターでは蒸し暑いという時期のウィンドジャケット代わりなど状況に合わせて使い分けてみるのも良いでしょう。

タイトルとURLをコピーしました